春の花粉対策 サンテ薬局

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春の花粉対策

今年は早い時期からスギ花粉が飛んでいるようで、花粉症で悩まされている人も多く感じます。今年のスギ花粉飛散量は去年の2〜3倍の予想で、既に大量の花粉が舞っています。

イヤな花粉は早めの予防が大事!いかに花粉を寄せつけず、シーズンを快適に乗り切るか。そのための心得をご紹介します。
 

<家の中での花粉対策>

窓を閉め切る
少しでも風のある日は窓を閉めましょう。開けたいときは、少しだけにしてレースのカーテンをしてください。洗濯物や布団は風の少ない日を選びましょう。そして取り入れるときはよくはたき、花粉を落としてください。できれば取り入れる際に掃除機で花粉を吸い取りましょう。
そして部屋の換気は花粉の少ない夜間にしましょう。特に高層マンションの4階以上の方は注意が必要です。昼間の花粉の飛散量は、地上4階以上になると地上の4倍以上という数字が報告されています。
掃除
畳やじゅうたんは掃除機が必要ですが、床は湿らせた雑巾で拭き取りましょう。せっかく掃除しても掃除機の排気で花粉が舞い上がっては意味がありません。花粉をしっかりと拭き取ることが基本です。また、加湿器を使って部屋の中を乾燥させないようにしましょう。
 

<外出での対策>

花粉を吸い込まないことが基本です!
風の強い晴れた日は、外出を控えめに

とくに、昼前から午後3時頃までが花粉の飛ぶピーク。この時間帯だけでも、なるべく室内にいたいものです。

プロテクター付のメガネやゴーグル、マスク、スカーフ、帽子を着用する
・マスク
もっとも重要なアイテムです。注意したいのは、口だけを覆うマスクは効果がないということです。鼻まですっぽりと隠れるマスクをして下さい。口をガードしていても、鼻が出ていては花粉が入ってきます。そしてガーゼ製品を選んで下さい。紙製品のものよりも湿度が高いため、鼻の粘膜の保護になります。また、衛生的にも毎日取り替えることが大切です。
・メガネ/グラス
花粉症で目が痒くなる方も多いでしょう。花粉は目にも入ってきます。普通のメガネをかけるだけでも、目に入ってくる花粉の量は裸眼時の3分の1になります。またレンズのサイドにフードのついたタイプのメガネは16分の1にまで減らすことができます。
・帽子
花粉は髪の毛に付きます。特に女性の方は髪をまとめることをお薦めします。また、それだけでは十分ではないので、帽子をかぶりましょう。帽子は花粉が付きにくい表面がツルツルした化学繊維のものが良いです。
服は、花粉がつきにくいスベスベした素材のものを選ぶ
車の通風口に注意

花粉の侵入を防ぐために、通風口は閉じるようにしましょう。最近では、花粉対策用のフィルターが装備されている車も多いようです。

家に入る前は玄関先で、衣服や髪、持ち物についた花粉をはらいましょう。
帰ったら、手・顔・目・鼻を洗い、うがいを行ってください。
目は、流水の中でパチパチまばたきをして洗うと効果的です。
着替え
外出用に着ていた服は室内用の服に着替えましょう。
 

<花粉症によくないもの>

鼻粘膜を刺激するものは控えた方がいいでしょう。タバコの煙は花粉症で敏感になっている鼻の粘膜を更に刺激し、症状を悪化させる原因になります
刺激性の強い香辛料(唐辛子、コショウ、ワサビなど)も鼻の粘膜を刺激するので、できるだけ控えましょう。
アルコールは鼻に充血を起こすため、鼻詰まりの症状が酷くなってしまいます。また、抗ヒスタミン薬を服用してからアルコールを摂ると吸収が速くなり、眠気の副作用が強く出ることがあるので注意しましょう。
 

<花粉症とかぜの見分け方は?>

かぜは通常、1週間程度で治りますが、花粉症は、原因となる花粉が飛んでいる間、ずっと続きます。また、かぜの場合は、数日でねっとりした鼻汁になりますが、花粉症は、さらさらした「水っぱな」のままです。そのほか、目のかゆみがあれば花粉症、実際に熱が出ていれば、かぜの疑いが強い、という見分け方もできます。花粉症かなと思ったら、専門医に診断してもらいましょう。
 

<花粉飛散の要注意日>

1. 風が強く、晴天の日
2. 最高気温が高い日
3. 湿度が低く、乾燥した日
4. 雨上がりの翌日の晴れた日
 

<2週間前から始める“予防法”>

花粉症の症状が出る前に抗アレルギー薬を予防的に用いる方法があります。花粉が飛び始める2週間ほど前からあらかじめ用いておくことで、症状を軽くすることができます。
病院や診療所で診察を受け、医師の指導と薬の処方に従って使用してください。  



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